2021.0625 精華町旧花空間 アジサイとスイレンの咲く池
ほぼチョウトンボとショウジョウトンボばかりの時間帯。
ほんの少しの晴れ間にあちらこちらでショウジョウトンボが逆立ちをしていた。
葉先で逆立ちするショウジョウトンボ♂
平らな庭石でも、ショウジョウトンボ♂
ショウジョウトンボ♂
いつもは近寄れないがこの時はどうしたことか触れるほどの距離まで接近。
チョウトンボはいつも通りなかなか手強く容易には近寄れないが 数が多いのでのんびりした個体を選んで撮影。
ハッチョウトンボ♂
羽化間もないハッチョウトンボ♀
水辺のポンテデリアの花にモンシロチョウ
2021.0624 精華町南稲八妻 梅雨の晴れ間、近場の湿地
数組のキマダラセセリのペアを観察。
新鮮なオオチャバネセセリの背中は角度によって緑色に輝く。
この辺りではどこにでもいたジャノメチョウだがここ数年見る機会が少なくなり、これは貴重な出会いかもしれない?
ハラビロトンボのメタリックなブルー。
2021.0620 南山城村 オオウラギンスジヒョウモン
青葉や若葉の濃淡が生い茂る中にオレンジが浮き出ていた。
山際の用水路を歩くと次々にノシメトンボがわき上がって散らばっていく。
ノシメトンボ
モートンイトトンボ♂
今年もおびただしい数 の
モートンイトトンボで溢れていた。
モートンイトトンボ未成熟♀
モートンイトトンボ♀
2021.0620 南山城村
先日、地元の湿地でお会いしたトンボ屋さんに教えてもらったオオイトトンボのいる湿地。 ほとんどが交尾態ばかりというタイミングだった。
オオイトトンボ
オオイトトンボ
2021.0610 左京区
池の中ほどに浮遊する藻に群がっているムスジイトトンボ。 撮影には遠すぎるので長靴でぎりぎりまで近寄り 枝などで撮れる位置までたぐり寄せるがほとんどがまた池の中ほどまで戻っていく。
ムスジイトトンボ♂
2021.0609 精華町南稲八妻
アジサイを撮ろうとファインダーを覗いているとそこにフタスジサナエが飛び込んで来た。
今年も目的のミドリシジミはこの一度だけのチャンスだった。
ハンノキ林の薄暗い湿地ではドクダミの白い花が咲き始めた。
ドクダミの花
ドクダミの花
開けた明るい場所ではウツボグサも目立ち始めた。
アオイトトンボ♀
秋に多く見られるアオイトトンボ、この時期は見る数も少なく色合いも雰囲気も新鮮味がある。
アオイトトンボ♀
アオイトトンボ♀
ミドリシジミがいくつか見られたハンノキ林の下草ではキマダラセセリが飛び交っていた。
キマダラセセリ
2021.0525 北区雲ヶ畑 洪水の爪痕が残る渓谷
新緑の渓谷に映えるジャケツイバラ
クリンソウの見頃は、もう終わっていた。
雨上がりのアスファルト道で吸水するカラスアゲハ
期待していたサナエトンボは全く見かけず。 カワトンボとカラスアゲハ以外、蝶もトンボも見られず。
車を走らせて数カ所でカラスアゲハを撮影。 せめて2〜3頭でもいいから吸水集団なんかに出会いたかったが単独ばかりでした。
濡れたアスファルト道の回りをゆっくりと 何度も旋回しながら気に入った場所を選んで吸水を始めるカラスアゲハ。 すぐに近づいてはいけない、 吸水に夢中になるまでしばらく待ってからカメラを近づけていくと、 もう触れるほどまで近寄れる。
2021.0522 京田辺市 アオハダトンボ♂
5月に梅雨入りとは!もう1週間以上日差しのない日が続いている。この日も日差しはなかったが 昼過ぎ空が少し明るくなってきたので先日見つけたアオハダトンボを見に出かけた。 先日はまだ複眼も色づいてない羽化間もないメス1頭を見ただけ。 あれから十日目、数も増しているだろうと思っていたが、見つけたのは1雄1雌の2頭だけ。
アオハダトンボ♂
今にも雨が降りそうな雲行きになり、その2頭も15分ほどでいなくなってしまった。 もっと天気のいい日に出直しだ。
アオハダトンボ♀
写っている大きな幼虫はなんだろう? 調べてみるとカメノコテントウの幼虫のようだがどうだろうか。
2021.0511 京田辺市
シーズンオフに自転車で探索した場所の一つ。カワトンボが出始めていて何となく眺めていると、 えっ、もうハグロトンボが出てるのか? う〜ん違うぞ、白い偽縁紋がめだつ。 まさかこんな所でアオハダトンボに出会うとは。 かなり敏感でなかなか近づけなかったが十数分追いかけようやく撮れた1枚。 たった1頭だけだったが羽化間もないきれいなアオハダトンボのメスだった。 次回が楽しみになってきた。
2021.0511 京田辺市
4月初旬にいくつか見られたジャコウアゲハ。 もう5月も半ば、すでに幼虫ばかりだと思っていたがメスが飛んでいた。 食草のウマノスズクサはまだ背丈が低く他の雑草に埋もれていて、 メスはそんな雑草の中に入り込んで産卵していく。 数株の食草を調べてみるとほとんどが卵のステージで少数が小さな幼虫だった。
2021.0510 井手町
ダビド以外のサナエがいないかなぁっと渓流沿いを歩いてみたが、 やっぱりダビドサナエしかいなかった。
2021.0504 精華町
ここ数年この時期一度はトラフトンボの飛翔写真に挑戦しているが,いつも疲れるだけできっちり 撮れたことがない。今年もこれが精一杯。いったいどこで翅を休めているのだろう。 飛んでいる姿しか見たことがない。
毎年見るのは単独だけだったが、 今年はどうしたことか複数が縄張り争いをしながら池を周回していた。 時々絡み合いながら上空に舞い上がる。
そんな行動を1時間ほど撮り続けたなかに2頭が絡んだ瞬間がかろうじて撮れていた。 ピンボケですが。
2021.0503 西京区大原野
まだ見たことのないサナエトンボを探しに、 ぱてさんの案内で大原野方面の春の池をめぐって来た。 朝はまだ肌寒く何もいない樹林内の神秘的な池を眺めながら気温が上がるのを待つ。
晴天無風の穏やかな水面は鏡のように背景を映していた。
タベサナエ♀
気温が上がってくると虫たちも見られるようになり、ようやくトンボも飛び始めた。 その最初に見たのが目的のタベサナエだった。
フェンスから少し飛ばして落ち葉にとまったタベサナエ♀
タベサナエ♂
メスが飛去ってから付近を探して見たが何も見つけられず戻ってみると、 メスのいた近くでいくつも飛び始めていた。ほんの一画にしか現れないようだ。
タベサナエ♂
2021.0503 西京区大原野
トンボを探しながら薄暗い竹やぶを歩くと鮮度のいいコジャノメを発見。
人の気配に敏感でなかなか近寄らせてくれなかったがしつこく追い回して撮影。
2021.0422 伊賀市上野森林公園
ハルリンドウの咲く草地にキバネツノトンボ保護地の看板を見つけた。 発生時期には少し早いのかなと思いつつ辺りを探していたら 同好と思われるカメラマンに出会った。 訪ねてみると、ほら そこにと指差す先をいくつも飛んでいた。
キバネツノトンボ♂
10年程前に信州の安曇野で見かけたことを思い出した。
キバネツノトンボ♂
ほとんど飛び続けるばかりだがしばらく観察していると、何となくとまる動きが見えてくる。
キバネツノトンボ♀
キバネツノトンボ交尾
キバネツノトンボ交尾
2021.0422 伊賀市上野森林公園
コバノミツバツツジのトンネル、今年は春の訪れが早く花の盛りはもう終わっていた。
日当りの良い草地のあちらこちらで咲く ハルリンドウにミヤマセセリ♀が訪れていた。
口吻を伸ばし吸蜜。
蜜源が深いので花に潜り込む。
花から花へと次々に飛び移っていく。
キチョウも花に潜り込んで吸蜜。
ハルリンドウの花は長い筒状なのでクマバチは蜜に届かないのだろう 横から直接花びらに突き刺して吸っているようだ。これを盗蜜と言うそうだ。
2021.0408 精華町
旧花空間
雑木林に囲まれた空間に咲く八重咲きのサトザクラ(福禄寿)
サトザクラ(普賢象)
食草のアセビで吸蜜するコツバメ
アジサイの葉先で斜めになり日を浴びるコツバメ
ちょっと期待していたサナエトンボがコツバメと絡みながら飛び出した。 サナエはみな似ているので、いつものことながらすぐには名前がでてこない。 カメラの液晶でようやくフタスジサナエと判明。
フタスジサナエ
羽化間もないのだろう弱々しく飛び立ち、すぐ先にとまる。
フタスジサナエ
複眼もまだ色づいていない。
早々、シオカラトンボも発生していた。