2021.0921 精華町 爽秋の候
2021.0920 加茂町恭仁宮
跡の曼珠沙華
2021.0920 加茂町恭仁宮跡
数本ある柿の木の樹皮を歩くヒメクロイラガの幼虫。
調べてみると柿の木で普通に見るイラガも何種類もいるようで、 これはヒメクロイラガの幼虫だと思う。
イラガ幼虫を観察している時にみつけたアカタテハ。 裏面の複雑な模様は樹皮に同化している。
2021.0920 精華町
自宅から直線距離で80mほどの道路沿いでクロマダラソテツシジミ♂を発見。 今年は昨年よりも拡散しているかも知れない。
クロマダラソテツシジミ♂
たった1頭だけ、翌日も探してみたが見つからず。
2021.0920 精華町 曼珠沙華
今年は丁度、彼岸に見頃になりました。
白い曼珠沙華も散らばってます。
咲き始めたコスモスにやってきたヒメアカタテハ
コスモスはこれからだ。
百日草で吸蜜するツマグロヒョウモン。
2021.0905 精華町南稲八妻
秋雨前線で悪天候が続く中、ようやく少し晴れ間が見られたのでいつもの湿地を散歩。
秋ならではの光景、ツリガネニンジンで吸蜜するオオチャバネセセリ。
赤くなったヒメアカネ♂
ヒメアカネ♀
発生し始めた7月には一ヶ所に群れていたがこの時期は幾分散らばるのか見る数が少ない。
今回もヤンマはカトリヤンマだけでした。
この時期、群をなして飛び続ける姿はよく目にするがそれを撮るのは大変だ。 そんなウスバキトンボもたまには休んでいる時もあるようだ。
2021.0826
精華町北稲八間
8月初めに台風が2つ続けて接近、その後日本列島は長い間前線が居坐り 大雨と肌寒い日々が続いた。 猛暑は避けられたが雨と新型コロナで外には出られず、ほぼ2週間が過ぎてしまった。 いつもの湿地では、ガマやトクサの群落はまるでモスラでも徘徊したかのように なぎ倒されて新たな水流ができていた。
シオカラトンボ
しばらくどんよりした曇空で何もいなかったが、少し明るくなるとシオカラトンボが飛び始めた。
チョウトンボとシオカラトンボが水路沿いの同じような位置にとまり次々入れ替わっていく。
シオカラトンボの 交尾態
マイコアカネ♀
昼になりようやく日が差してくると、どこからともなくマイコアカネが次々に涌き出してきた。
マイコアカネ♀
これくらいの成熟度がいい、翅の付け根のオレンジが新鮮に輝いてきれいだ。
マイコアカネ♂
群れているのはメスばかりで、オスは探さないと見つけられないほど少ない。
2021.0811 精華町南稲八妻
しばらく大雨の日が続く予報。 毎日暑過ぎて出られてないが、今日は少し気温も低めなのでいつもの湿地でヤンマを探してみた。 やはり暑さが足りないのか、カトリヤンマだけで他には何もいなかった。 このカトリヤンマ、思いがけず近づけたので大接近のストロボ撮影。
ヨシの葉に黒い影、裏返すと鳥の糞そっくりのクモが。 独特の形と質感が魅力的?なトリノフンダマシだ。
ハグロトンボ
撮ろうと1歩近づくとすぐに地面すれすれを 先へ先へと飛びとまるとすぐ2〜3度パカッと翅を開く。
普通に見かけるのでいつでも撮れそうだが、いざ撮ろうとすると手こずる。
捕食中のアオメアブ
いつ見てもこのグリンの眼とたくましい胸板はすばらしい。
2021.0731 精華町南稲八妻
昨年と同じハンノキの樹液にいた立派なノコギリクワガタ。 昨年は真っ黒だったがこれは赤っぽい色をしている。
この湾曲が最高。
2021.0731 精華町南稲八妻
笹の葉に翅を開いてとまるダイミョウセセリ。
わざわざ葉の裏を選んで隠れるようにとまることもある。
2021.0731 精華町南稲八妻
ヤンマに出会えることを期待して湿地を何度も行ったり来たりしたが、 カトリヤンマが少数出ただけ。暑さに負けそうになりながらもう一往復、 ようやくコシボソヤンマが飛び出したが落ち着きがなく 何度も見失いながらもなんとか数枚撮ることができた。
ヤブヤンマもなぜか落ち着かず一度のチャンスだけで飛去ってしまった。
2021.0731 精華町南稲八妻
先週と同様、用水路では数頭のコオニヤンマが飛び交っていた。
コオニヤンマ
2021.0725 精華町南稲八妻
湿地の出口付近の用水路の上をオニヤンマほどの大きさのコオニヤンマが数頭飛び交っていた。
時々ホバリングをするが用水路の対岸を向くので後ろ姿ばかり。
長い後脚で細い草枝を器用に挟んでいるが不安定なとまり方をする。
顔つきは、やはりサナエトンボのそれだ。
2021.0725 セスジスズメ
徘徊する終齢幼虫には時々遭遇するが成虫は滅多に出会わない。
2021.0725 精華町南稲八妻
湿地、休耕田、用水路、山道などトンボを探していると、どこにでも現れるオオシオカラトンボ。 オスは濃い青灰色だが時にはこんな白っぽいシオカラ色もいる。
この日も暑かったがヤンマはカトリヤンマしか見られなかった。
木陰ではヒメアカネがぼちぼち出始めている。
ヒメアカネ
2021.0725 精華町南稲八妻
ここ数年地元では見ることが少なかったジャノメチョウ、今年はいろいろな所で出会う。
ジャノメチョウも久しぶりだ。
梅雨が明けた頃からきれいなヒメウラナミジャノメが見られるようになった, 第3化にしては早いような気がするが。
2021.0723 和束町鷲峰山
林道の標高600mほどの茶畑沿いにあるネムノキの大木。 ここは下界の猛暑を忘れるほど涼しい。
茶畑の上空をいくつも大きなヤンマと小さなトンボが旋回している。 茶畑の片隅にあるノリウツギやリョウブの花を長竿で叩いてみると 小さな甲虫やアブ、蛾などが一斉に舞い上がりそれをめざして上空から 7〜8頭のオニヤンマが降りてきて次々に捕らえていく。 まったくとまる様子もないのでいくつか捕獲してオニヤンマだと確認。 一回りほど小振りなトンボはオナガサナエだった。 トンボは水辺の観察ばかりになるが、時期を選べばこんな山道沿いでもいろいろな行動が見られる。
山頂に続く薄暗い杉の植林の中を歩くと アサギマダラがふわふわと舞上がる。 時には2〜3頭が絡み、あてもなく漂い枯れ枝などで休息していく。
薄暗い植林内を滑空するアサギマダラ
2021.0719 精華町北稲八間
炎天下、暑さも気にせずひらひらと漂うチョウトンボ。 ときどき枝葉などで休息するがそんな時は、警戒心が強く近寄れない。 朝8時頃に来てみると日中の行動とは違いオスは葉先などにとまりテリ張り行動をしていた。
視野に入るトンボに反応して飛び立つがすぐに戻ってくる。 漂うように飛ぶチョウトンボだがオスとの追いかけ合いやメスを見つけた時などは 別種の如く素早い飛び方をする、かなり飛翔能力が高いようだ。
すぐにオスに見つけられ連れ去られるメスだが、 交尾はほんの数秒で終わってしまい撮ることは出来なかった
ひらひらとゆっくり飛ぶのにその動きは不規則で先が読めない。やはり飛翔写真は難しい。
メスを探しているのか水面ぎりぎりを飛ぶ。
水面に張り出した葉先などでテリ張りをするオス。
朝9時を過ぎてさらに日差しが強くなる頃からこんな逆立ちのポーズが目立つようになる。
正面からカメラを近づけても気にしないようだ。
しゃがみ込んで真下から撮ってみると、胸はエゾトンボのように金緑色に鈍く輝いていた。
朝早めに来てみるといつもとは違う生態に気付く、なんか得した気分だ。 レンズが触れるほどまで近寄れる。
2021.0719 精華町南稲八妻
この暑さならヤンマも観察できるだろうといつもの湿地を歩いてみたが、 ほとんどが常連のオオシオカラトンボばかり、 帰りがけようやくカトリヤンマが2つほど飛び出してくれた。
2021.0719 精華町
長い梅雨が明けたと思ったら、いきなり暑い暑い夏がやって来た。 晴天の朝7時過ぎにハス畑に来てみたが強烈な日差しで汗びっしょり、30分ほどで退散。
2021.0715 井手町
コミスジはどこにでもいるのでほとんど撮らないが、他に何もいないのでぼんやり眺めていると、 なんとなく前翅中室の白帯が細いような、おまけに鮮度がいいので撮影。
2021.0711 和束町鷲峰山
大型のタマムシで虹色に輝くヤマトタマムシとほぼ同じ大きさのウバタマムシ。 渋い色味が魅力的で数も少なく見つけるとうれしくなる。
ウバタマムシ
山頂の広場の置き石に1頭だけポツンと静止していた。
ウバタマムシ